もの忘れが進行しない人たち
70代男性 4年前初診時、長谷川式スケールが22点でしたが、今回も22点のままでした。4年間、認知機能が維持されているということはすばらしいことです。
70代男性
4年前初診時、長谷川式スケールが22点でしたが、今回も22点のままでした。
4年間、認知機能が維持されているということはすばらしいことです。フェルガード100Mもずっと服用されていましたが、今年2月から始めた2週に1回の超音波治療により、銀行のパスワードを忘れなくなり、朝は自分で起きて食事に出てくるようになりました。この方のように、フェルガード100M+超音波治療が著効することをしばしば経験します。
80代女性
6年前から通院されています。
ご主人は「最近、『食後にご飯を食べたかな』と時々言うようになったぐらいで、以前とほとんど変わらない」とおっしゃいました。ADLも保持されています。これも、フェルガードと、プロテイン、亜鉛製剤、チラーヂンの効果だと思います。これらの治療経験から、認知機能の維持にはフェルガードが基本で、プラスアルファの栄養療法、超音波治療があると、より効果的であることを学ぶことができました。
宮崎医科大学医学部卒業。独立行政法人国立病院機構菊池病院(熊本)元院長。熊本県の認知症中核病院の専門医として、熊本県全域から訪れる多くの認知症患者さんを診療され、平成30年に熊本駅前木もれびの森心療内科精神科を開院。食事・サプリメント指導により患者さんの栄養状態を改善し、お薬の量を最小限にされ、精神面の安定・改善をめざす、栄養療法を主体とした副作用の少ない「やさしい医療」を実践されている。