もの忘れが進行しない人たち

投稿日:2024.10.24

70代男性 4年前初診時、長谷川式スケールが22点でしたが、今回も22点のままでした。4年間、認知機能が維持されているということはすばらしいことです。

もくじ
70代男性
80代女性

70代男性

4年前初診時、長谷川式スケールが22点でしたが、今回も22点のままでした。
4年間、認知機能が維持されているということはすばらしいことです。フェルガード100Mもずっと服用されていましたが、今年2月から始めた2週に1回の超音波治療により、銀行のパスワードを忘れなくなり、朝は自分で起きて食事に出てくるようになりました。この方のように、フェルガード100M+超音波治療が著効することをしばしば経験します。

80代女性

6年前から通院されています。
ご主人は「最近、『食後にご飯を食べたかな』と時々言うようになったぐらいで、以前とほとんど変わらない」とおっしゃいました。ADLも保持されています。これも、フェルガードと、プロテイン、亜鉛製剤、チラーヂンの効果だと思います。これらの治療経験から、認知機能の維持にはフェルガードが基本で、プラスアルファの栄養療法、超音波治療があると、より効果的であることを学ぶことができました。

あわせて読みたい
プロトンポンプ阻害薬(PPI)
運動の重要性
高齢者の不眠治療
クスリのリスク
夕方低血糖による帰宅要求
ビタミンBと認知症
睡眠と認知症
みなさまの声を募集しています。

えんがわでは、認知症のご家庭の皆さまと、
認知症に向き合う高い志をもった
医療関係者と介護関係者をつなぎます。
認知症に関するお悩み、みんなで考えていきたいこと、
どんどんご意見をお聴かせ下さい。