木村武実の読みもの
- もの忘れが進行しない人たち
70代男性 4年前初診時、長谷川式スケールが22点でしたが、今回も22点のままでした。4年間、認知機能が維持されているということはすばらしいことです。
投稿日:2024.10.24 - プロトンポンプ阻害薬(PPI)
もの忘れの高齢男性 初診時、もの忘れ、倦怠感、意欲低下などを訴えていましたが...
投稿日:2024.09.03 - 運動の重要性
80代女性。「9月から、グラウンドゴルフができるようになって、 元気になった」とおっしゃいました。高齢者に運動は重要です。
投稿日:2024.09.20 - 高齢者の不眠治療
日本人の5人に1人は不眠といわれています。高齢者になると、その頻度がさらに高まります。そのため、高齢者の多くの方が、睡眠薬を服用しています。しかし、睡眠薬の長期の使用は、転倒・認知症・がん・死亡率などの増加のリスクになるといわれています。そのため、高齢者の不眠には、薬物療法以外の対策が必要です。
投稿日:2024.07.30 - クスリのリスク
60代男性
朝散歩、ブルーライトカットを実践して、睡眠は十分取っているのに、うつ状態は良かったり悪かったりで、もの忘れもみられるようになりました。血液検査では腎機能障害が認められました。投稿日:2024.07.08 - 夕方低血糖による帰宅要求
夕方になると、「家に帰る」と言って不穏になられる認知症の方が結構いらっしゃいます。明るさが減じることによる意識レベルの変化も一因ですが、低血糖も関係しています。
投稿日:2024.05.09 - ビタミンBと認知症
ビタミンBはTCA(クエン酸)回路を通して、エネルギー産生に密接に関係して、非常に重要な役割を果たしています。血中ビタミンB1濃度が50ng/mL未満は欠乏症ですが、日本人男性の平均値は35.8ng/mL、女性は31.4ng/mLであり、日本人の約7割がB1欠乏状態です。症状として、疲れやすい、だるい、意欲・集中力低下、イライラなどの症状がみられます。(ビタミン,76(7):349- 353,2002)
投稿日:2024.04.05 - 睡眠と認知症
40歳以上で、睡眠時間が6時間以下であれば、脳内のアミロイドが約5倍に増え、認知症のリスクが30%増加するといわれています。一方、睡眠時間が9時間以上でも、認知症のリスクになります。すなわち、過眠も治せるものは治療すべきです。 今回は、過眠症に対するLカルニチンの効果についてまとめました。
投稿日:2024.03.06 - 薬の引き算
不安障害の80代女性。初診時、もの忘れ、動悸、めまい、ほてり、発汗、息苦しさ、不安、不眠などと愁訴が多彩でした
投稿日:2024.02.15