No.1 たけのこと鶏ひき肉の混ぜ込みご飯
春から初夏へと移る季節。春先から出回る生タケノコがいちだんと手に入りやすくなります。水煮したものが一年中売られていますが、掘り出したものを茹でて食べる味わいは今だけのお楽しみ。食物繊維が豊富で大腸がんの予防にも役立ちます。ただし消化が悪くアクが強いので胃腸の弱い人、皮膚アレルギーを起こしやすい人は食べ過ぎに注意しましょう。
材料:2人分
米 2合
茹でたけのこ 80g
鶏ひき肉 80g
しょうゆ、酒 各大さじ2
みりん 大さじ1
山椒の木の芽 適量
きざみ海苔 お好みで適量
作り方
1.米を洗って2合の分量どおりの水に30分以上つけてから炊く。
2.茹でたけのこは4mm厚さのイチョウ切りにする。
3.しょうゆ、酒、みりんを合わせて煮立て、たけのこ、ひき肉の順に入れて中火にし、ひき肉に完全に火が通ったら火を止める。
4.炊きあがったご飯に3を入れ、白い部分がないよう、切るようによく混ぜこみ、器に盛って木の芽を乗せる。お好みで刻み海苔を散らしてもよい。
みわこのまめまめメモ
タケノコの茹で方をおさらいしましょう。
1.穂先を斜めに切り落とし、外皮を2~3枚むきます。皮の根元にクリーム色の軟らかそうな部分(姫皮)が見えてきたら、その部分を残すようにして皮の硬い茶色い部分だけむいていきます。根もとの硬い部分は外側を削ぎ、十時に切り込みを入れます。
2.大きめのナベにタケノコを入れ、米のとぎ汁(または水とぬか)をタケノコがかぶるくらいに入れ、30分~1時間茹でます。茹であがったら水にさらし、水ごと冷蔵庫に保管します。
片山美和子
調理師・食生活アドバイザー
練馬区認定・食の健康サポーター
練馬区障害学習センター料理教室講師
料理サークル「リコ・ネ・クック」代表