「一人ではない」ということを、どうか忘れないでください。
認知症と向き合うご家族の皆様へ。私は、ケアマネージャーとして働いています。そして、私自身も母が認知症となり、その苦しみを直接感じてきた一人です。
認知症は家族にとっても大きな試練
ある日突然、母が遠くへ行ってしまうような感覚。お互いの繋がりが少しずつ薄れていく痛み。それを私も経験しました。認知症は家族にとっても大きな試練であり、その苦しみを私は痛いほど理解しています。
私たちケアマネージャーや自治体のサポートを十分に活用して
しかし、ここで皆様に伝えたいことがあります。それは、一人で抱え込むことの危険性です。認知症のケアは一人ではとても大変なもの。時には心が折れそうになることもあります。しかし、私たちケアマネージャーや自治体のサポートを十分に活用すれば、その負担は必ず軽減できます。
一緒に頑張りましょう‼︎
皆様が感じているであろう孤独感や不安、焦り…その全てを、私たちは理解しています。そして、その悩みを共有し、一緒に解決策を見つけていくことが私たちの役割です。デイサービスやショートステイ、ホームヘルプサービスなど、自治体が提供している支援サービスを有効活用し、一日でも早く日々の生活が楽になるように、一緒に頑張りましょう。
どうか私たちを頼ってください。
あなたが立ちはだかる壁に直面したとき、その壁を乗り越える手段が見つからないとき、私たちが全力でサポートします。それが私たちケアマネージャーの仕事であり、誇りです。
「一人ではない」ということを、どうか忘れないでください。私たちは皆さまのために、ここにいます。皆さまの悩みや苦しみを分け合い、共に乗り越えていきましょう。どうか私たちを頼ってください。皆さまの生活が少しでも楽になるよう、全力でサポートします。
鹿児島県 ケアマネージャー(60代・男性)