前頭側頭葉変性症
- 認知症の種類を知ろう
認知症のうち約9割は、アルツハイマー型認知症、レビー小体(しょうたい)型認知症、前頭側頭葉変性症(ぜんとうそくとうようへんせいしょう)、脳血管性認知症のいずれかに分類されます。この4タイプのうち、最も多いのがアルツハイマー型認知症で、全体の約半数。従来、日本で多かった脳血管性認知症は近年減少傾向にあり、逆に患者数が増えているのがレビー小体型認知症です。ここでは、主要4タイプの認知症について、その特徴を解説します。
投稿日:2023.06.20 - 認知症の診断基準と診療の流れ
記憶障害の症状が見られるからといって、必ずしも認知症であるとは限りません。 また、逆に記憶障害の症状がないからといって、認知症ではないとも限りません。 認知症の診察では、いくつかの検査や問診などを重ねて、病型を特定していきます。 まずは、“認知症であるか、否か”を判断します。
投稿日:2023.06.08 - 前頭側頭葉変性症(FTLD)の薬物治療
現在のところ、前頭側頭葉変性症に適応する薬はほぼないといわれていますが、コウノメソッドによれば、非定型抗精神病薬とサプリメントを併用することで効果が見出されるとされています。一般的な薬物治療とコウノメソッドの薬物治療の効用を解説していきます。
投稿日:2023.06.08 - 前頭側頭型認知症(FTD)の診断基準および症状と経過
前頭側頭葉変性症(FTLD:frontotemporal lobar degeneration)の中でも特に多いのが、前頭側頭葉型認知症(FTD:frontotemporal dementia)です。社会性が損なわれ、どこでも好き勝手にふるまうことから、介護に最も難航するタイプの認知症だといえます。ここでは、前頭側頭葉型認知症(FTD)の大多数を占めるピック病の主な症状と経過を紹介します。
投稿日:2023.06.08 - 前頭側頭葉変性症(FTLD)の分類
前頭側頭葉変性症(FTLD:frontotemporal lobar degeneration)とは、前頭葉と側頭葉前部が障害されて起こる認知症の総称です。アルツハイマー型、レビー小体型に次いで、3番目に多い認知症ですが、統計上、アルツハイマー型と重なっている場合もあります。前頭側頭葉変性症は、その症状から3タイプに分類されています。
投稿日:2023.06.08 - 認知症の約9割を占める「四大認知症」の原因と症状
認知症について調べていると、「四大認知症」という言葉をよく目にします。四大認知症とは、「アルツハイマー型認知症(ATD)」「レビー小体型認知症(DLB)」「前頭側頭葉変性症(FTLD)」「脳血管性認知症(VaD)」の4つを指し、認知症全体の9割を占めます。アルツハイマー型認知症については、知識を持っている人が多いかもしれませんが、ほかの3種の認知症とは原因や症状などが異なるので、あわせて知っておきましょう。
投稿日:2023.06.08
/認知症との向き合い方